いよいよ「アドバイス編」がスタート!ライフウェルネス六命健康法第5回講座レポート
みなさん、こんにちは。高橋です。いよいよアドバイス編、
「人に伝えるため」の講座がスタートしました。季節も夏から秋に変わり、
ゼンコー先生のお召し物も秋の色合いで素敵です。
さて、はじめに事務的な部分の内容をお話すると、1~4回までで「セルフケアコース」を受講した人は卒業、
「インストラクターコース」を選んだ人が「アドバイザー編」を受講しています。
アドバイザー編は、この先、協会の認定の講師としての活動を目指す立場としての話が始まっていきます。
第5回目の講座は、協会の理念や目指す姿、自然療法の魅力など、
全体像を知るところからスタート!それではレポートも始めてまいりましょう。
生活習慣病は増え続けている
ゼンコー先生は、カリキュラムの大きな幹に沿って、枝葉を広げるように関連したお話をしてくれます。
私はそれが面白くて大好きです。読書からでは得られにくいセミナー形式の魅力だとも思います。
例えばこんな話です。
「ある生命保険を扱う方が、このライフウェルネス六命健康法のセミナーを受けました。
生命保険を扱う人にとって、お客様が健康なことは大切です。なぜならば健康でなければ保険の加入ができないからです。
保険加入時の健康診断で生活習慣病で引っかかってしまっては、生命保険に入ることすらできないのです。
そこで生命保険屋さんは考えました。いままで生活習慣病で保険加入
できなかった人たちに向けて生活習慣の大切さを伝えていきたいと。
六命健康法を学んで、少しずつ生活習慣を整えることの大切さを伝えていったところ、
生活習慣病に悩んでいた人たちはみるみる数値が良くなり、保険加入ができるようになっていきました」
★
このお話、半分は笑い話なのですが、もう半分は現在の日本の現状を揶揄しています。
いかに生活習慣病に陥っている人が多いのかが分かるお話ではないでしょうか。
さて、次に具体的な話として、糖尿病や高血圧の具体例のお話をするゼンコー先生。
高血圧や糖尿病は、薬をもらって「飲み続ける」ことが当たり前のように行われていますが、
果たしてそれで完治した人がどれだけいるのでしょうか。
また、薬を飲まなければならないほど悪化してから気を付ける人が多くいますが、
もっと早い段階で手を打つことができれば、どれだけの人が救えるのでしょうか。
身の回りにいる生活習慣病で悩んでいる人たちの顔を思い浮かべてみても、
日本の将来は「健康」にかかっていることが想像できますよね。
受講生のみなさんが、ゼンコー先生の話を頷きながら聴き込む姿が印象的でした。
なぜいま、自然療法なのか?
さらにゼンコー先生からは、世界的な医療の潮流についての話が続きます。
アメリカをはじめ、欧米各国では、医療の方針を変えて、健康に対する指導が始まっています。
「医療の方針を変えて」というのは、「悪くなってから治療をする」のではなく
「予防をする」ことの大切さを伝えているのです。
というのも、アメリカは日本と違って公的な保険制度がなく、
医療費の自己負担額が10割でとても高額です。そのため、アメリカでは、
「高額な医療費を払うことになる前に、予防することがとて大切」
ということが当たり前の認識として根付いているそう。
また、世界中の先進国では自然医学を中心に
「薬で症状をおさえ込む」という考えではなく、
人間は基本的に自分に合う生活習慣をすることで、
薬を飲むよりもはるかに高い治癒効果があることを知っている
とも話してくださいました。
薬を飲み続けたとしても根本的な解決にならないことは、皆さん頭の片隅では分かっていること。
薬を飲めば副作用の危険性があることだって分かっています。
そうであれば、生活習慣を見直して根本的に解決させることが大切だということは、簡単に想像できますよね。
しかしながら日本には、
生活習慣病を減らす職業が存在しないのです。
正しい生活習慣を広める六命健康法の必要性をひしひしと感じました。
私が子どもたちにしてあげられることとは何だろう?
ゼンコー先生のお話をきいていると、
「人間の身体というものは、科学がいくら進歩したとしても
絶対につくることができない素晴らしいものです」
というメッセージが節々から届きます。
もっと自分の身体を信じてみよう。
薬に頼らずに自分の治癒力を信じてみよう。
良くなる力が備わっていることを伝えていこう。
とそんな気持ちが湧き出てきます。
私の場合は、まずは家族、子どもたちに健康の素晴らしさや
自然医療について伝えていきたいという目的があります。
(受講生のなかには治療家の方やお医者様もいるので、目的はさまざまだと思います)
体調が崩れたり、湿疹が出たりすると、「もしも、これ以上酷くなったらどうしよう…?」
という不安が大きくなってしまい「まずは病院へ行って診断してもらう。必要であれば薬をもらう」
という判断をしてしまいます。
(→いま考えると、子どものための判断ではなく、自分を安心させるための判断なのかもしれませんね)
それが悪いというわけではありませんが、病院に頼りすぎてしまって
自分のなかに備わっている「治す力」があることを子どもたちに伝えてあげられないなぁと感じます。
私の場合、風邪気味の子どもに対して「暖かくして早く寝て、身体を休めよう」
という声かけはしていたものの、「治す力」があることまでは伝えられていませんでしたから。
さらにタイミングを見て、生活習慣を見直すことで、
その免疫力や治癒力がアップすることを伝えられるようになりたいと思いました。
まずは目の前の人から、「人間には治す力が備わっていること」や
「生活習慣が大切であること」は伝えていきたいと、強く思った回になりました。
具体的にどうやって伝えていくのかは、次のブログにまとめていきますね!
またすぐにお会いしましょう。高橋でした。
ライター 高橋 かずえ
東京都在住、3児の母。「できるだけナチュラルに暮らしたい!」という思いのもと、ライフウェルネス六命健康法を受講中。趣味は料理とハンドメイド、家庭菜園です。本業はフリーランスライター・ディレクターです。